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最高にオススメのあのドラマがAmazonで無料!?『高慢と偏見』レビュー

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伝説のBBCドラマ『高慢と偏見』がAmazon Prime Videoで無料に!

BBCのドラマ『高慢と偏見』がAmazon Prime Videoで無料で見られるようになっています!

2枚組のDVDまで買ってしまった者としてはチョット悔しいですが、素晴らしいドラマなのでみなさんにオススメしたいです!

ご存じの通り、BBCのドラマ『高慢と偏見』はジェーン・オースティンの古典小説をドラマ化したものです

この作品はジェーン・オースティンの代表作で、イギリスで最も読まれている古典文学のひとつ。特にインテリ層によく読まれています。熱心なファンも多く、イギリスにはジェーン・オースティン協会も存在するほど。

イギリスでは、過去に何度か『高慢と偏見』がドラマ化されましたが、毎回誰が主役をやるのかが大変話題になります。日本でいえば、大河ドラマの主役を誰がやるのか、って感じなんでしょうかね。

このコリン・ファースが主役の『高慢と偏見』は、1995年にBBCドラマとして放送されたのですが、はじまる時間になると、街から人が減ったと言われたぐらい、社会現象を起こしました。イギリス人がみんなワクワクと待ちかねていたドラマだったんです。

6話まであり、6週間ずっとイギリス中の話題をさらいました。

当初主役に抜擢されたコリン・ファースは、今よりも少しぽっちゃりしていたので、「え?あの人がミスター・ダーシーをやるの?イメージに合わない」と言った声も合ったそう。

冷たい役柄をやるのに、ほっぺたがふっくらしたミスター・ダーシーなんてあり得ないと。

コリン・ファース本人も、一度は「イメージに合わない」と断ったそうです。

しかし、スタッフが粘り強く説得して、最後には「この役を誰にも渡したくない」と思わせることに成功しました。

ただ一つの条件が、ダイエットをして体重を落とすという約束で主役に決まったそうです。

監督いわく、「彼は陰気で近寄りがたく見えて、役柄にぴったり。冷たく見下したような話し方をしても、セクシーに見えるのは彼しかいない。」

確かに、もっと若いアイドル的な男性がこの役を演じていたら、ここまで歴史的なヒットにはならなかったでしょうし、彼の落ち着いた魅力が、老若男女問わず受け入れられたのかもしれません。

放送当時、コリン・ファースは撮影で海外に行っていたため、国内でどんなに大騒ぎになっているか全く気づかなかったらしいです。帰国後、「今やこの国のセックスシンボルは君だ」と言われて大変驚いたとのこと。

どの新聞も雑誌もこぞってミスター・ダーシーのことを書き立てて、職場や学校でも大盛り上がりだったものですから、本人が一番びっくりしたかもしれません。

ミスター・ダーシーの役柄は、ハンサムでお金持ちで(はじめは意地悪だったけど)実はとても誠実な男性。

典型的な白馬に乗った王子様ですから、イギリスの若い女性がみなこぞって、

「ミスター・ダーシー素敵~!結婚して~!」

となったのは想像に難くありません。

この作品が作られてもう25年以上になりますが、いまだにその魅力は全く色あせていません。

その後に『高慢と偏見』がリメイクされたという話は聞きませんので、このドラマの存在が大きすぎて、同じ作品を作ろうという監督もなかなか現れないのかもしれませんね。どうしても比べられてしまいますから。

製作には最高のキャストやスタッフが集められ、ロケーションや衣装、小道具に至るまで、当時の時代を完璧に美しく再現したドラマです。

英国の美しい田園風景や壮麗な館、舞踏会の様子など、うっとりと眺めて上級階級の世界に浸れます。

見終わった後は、「ほうっ」とため息をついて、しばらくは遠くに目をやってしまうことでしょう。

『高慢と偏見』ってどんなストーリー?ちょっとだけ解説

今からは想像がつきませんけど、ジェーン・オースティンが生きたころのイギリスでは、女性が財産を相続することができませんでした。

女ばかり5人姉妹のベネット家にとってはどんな結婚相手を見つけるかは切実な問題。父親が死んだら、屋敷は遠い親戚である男性の手に渡ってしまいます。

5人のうちのだれか一人でもお金持ちの結婚相手をみつけないと、姉妹が路頭に迷ってしまうかもしれません。

だから、チョット品のない母親は、娘たちに条件の良い婿を探すのに必死。

そんなとき、お転婆の末娘リディアが、悪い男に騙されて、駆け落ちしそうになります。

もし家族がそんな不名誉なことになったら、残る姉妹は「良い家柄」の相手から見向きもされなくなり、有利な結婚への道が断たれてしまいます。

今では考えられないような慣習ばかりですが、それが当時のソサイエティ。

Pride(高慢)とPrejudice(偏見)

この小説(ドラマ)には、恋愛、情熱、身分の違い、上流社会、偏見、プライド、恥、悲しみ、怒り、すれ違い、など、すべての要素が入っていて、見る人を飽きさせません。

何度見ても引き込まれて、二人が無事結ばれるのか、最後までヤキモキしながら見てしまいます。

きっと誰でも楽しめる作品だと思います。

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この記事を書いた人

こんにちは、Miです!
好きなこと、手芸全般、語学、パソコン、ガジェット、プチグルメ。

特に手芸はプロ級。編み物、縫い物、アクセサリー作り、機織り、ミシン刺繡(デザイン制作)までいろいろやります(作品販売)

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